Featured in
メディア掲載
「ウルトラマン」の監督と一緒に「特撮の撮影現場とその裏舞台」の世界に入ります。巨大怪獣vsヒーロー。「ゴジラ」の継承者たちによって創造された「特撮」ミニチュアセットの世界で新しい映像を撮影します。制作と撮影プロセスの実演はもちろん、監督の価値観や撮影現場について、ありのままに語ります。
『AKARI』特撮 再映像化(映画・テレビ制作のためのコンセプト)
八木監督による特撮の制作と撮影プロセスに特化したNarō講座を企画するにあたって、クリエイティブチームは『AKARI』というまったく新しい特撮コンセプトをゼロから作るという大胆な挑戦に挑みました。
八木監督が中心となり、世界中から才能のあるメンバーの協力のもと、そのコンセプトを特撮アクションとして具現化。特撮の原点を大切に、ストーリー展開とビジュアルデザインの分野において、今までにない新しい領域を切り開く作品となるような『AKARI』を目指しました。
2022年11月24日東京コミコンで初公開を皮切りに、今後この『AKARI』を映画やテレビ展開を視野に入れ、活動しています。
このプロジェクト実現のため皆さまのご支援心よりお願い申し上げます。
『AKARI』変身の起源
謎の異星人「チソラ」は、知覚と知性を持った人工知能によるAI革命の脅威から、かろうじて惑星文明の崩壊を免れた。
AI革命を生き残るために、チソラはユーザーを特殊な身体能力、精神力を持つ巨大戦士に変身させることができる「ロックダウン」マインドマシン技術を開発した。
AIが宇宙万物に対する危険な存在であると知っているチソラは、地球上の人間のようにシンギュラリティ(技術的特異点)を目前に控えた別の生命体を発見するたびに、自らの惑星種を人工知能の危険から守ることができる適任を選抜し、変身能力を与えている。
AKARIでは、変身能力の適任者としてこの地球上に存在する若い女性が選ばれる。
『AKARI』あらすじ
2076年、東京。
科学技術は発展したが、世界各国の政府の力は衰えてしまっている。「フリーゾーン(無法地帯)」となった都内の一部では、兵器製造を手がける企業の秘密支部TEPPO CORPが、神経システムのハッキング、DNAナノエンジニアリング、及び半自動化された動物の兵士など、危険な研究を実施している。
TEPPO CORPでは、カブトムシとクマムシ、そして恐竜のDNAハイブリッドのような巨大怪獣「ピタゴドン」を兵器化する研究が急ピッチで進められている。TEPPO CORPの目標は、ずばりその巨大怪獣を強化させ、あらゆるテクノロジーを駆使した武器による攻撃と防御よりもさらに進歩することである。ピタゴドンは起動するとゾンビ状態になり、人間が「遠隔操縦」する必要があるらしい。また、この研究には、攻撃分析や敵の動きを予測可能にするAIサプリメントの研究と、ピタゴドンの知能を向上させるという目的もある。
世間が思っている以上に研究は進展しており、そのハイブリッド怪獣にはすでに多くの物理的な補助機能(鎧、銃、レーザーなど)が搭載されている。最近では、このプロジェクトに携わる科学者や社員の多くが、完全遠隔操縦が不要になるAIサプリメント開発の危険性を論じ、警鐘を鳴らしている。
公共の安全と人類全体へのリスクがあまりにも大きすぎると感じた従業員がメディアにリークしたことにより、このプロジェクトはニュースとして取り沙汰される。企業の研究施設の外では、大規模な抗議デモが繰り広げられている。ヒロインの彼氏、ハルトはその抗議デモの主催者の一人である。デモ活動が始まると、怪獣が現れ奇怪な行動を取り始める。
怪獣ピタゴドンが起動したようだ。しかも、科学者のサカイ博士が謀反を企み、都市へのテロ計画に関与していることが判明する。科学者を捕えた警察は、脅威を阻止し、窮地を脱したと認識する。しかし、博士が残り少ない安全装置のコードを解除したため、ピタゴドンのAIサプリが進化し続けている。デモ活動の成功とサカイ博士の逮捕は悲劇に終わるのか。
AIシンギュラリティが目前に迫る東京の上空にチソラが出現し、最近個人的な悲劇に直面したばかりのヒロインのアカリが、さらに人生を狂わされようとしている。果たしてアカリは地球の新たな戦士としての役割を担うことができるのだろうか?
AKARI team 『AKARI』制作チーム
AKARI brings together an extraordinary creative team that blends deep tokusatsu tradition with global entertainment experience 『AKARI』制作チームは、特撮の深い伝統とグローバルなエンターテイメントの知識を融合させた素晴らしくクリエイティブなチームです。
Key cast 主なキャスト

宮原華音
アカリ役
女優・モデル。『仮面ライダーアマゾンズ』高井望役、『ハイキック・エンジェルス』山波サクラ役、『BLOOD-C』如月小夜役、『ウルトラマンZ』など、多数の映画やテレビに出演。空手と柔道の初段保持者。RISEラウンドガールとしても活躍中!

濵谷和輝
ピタゴドン役
スタントマンや特撮のスーツアクターとして活動中。主な参加作品は『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』、『ゴッド・オブ・ウォー』、『Lost Judgement:裁かれざる記憶』など。
Key creative team 主な制作スタッフ

八木毅
監督・脚本
は早稲田大学シネマ研究会出身で、円谷プロダクションのウルトラシリーズ(主に『ウルトラマンガイア』『ウルトラQ dark fantasy』『ウルトラマンマックス』『ULTRASEVEN X』『大決戦!超ウルトラ8兄弟』などの特撮作品を手がけた監督・特技監督・プロデューサー。円谷英二監督直系の円谷特撮継承者である。監督作品である映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』は2021年までのウルトラマン映画で最高興行収入作品だった。海外でも監督として作品を手がける。『S Dガンダムフォース』などアニメーション作品や『都市伝説セピア』『霊魔の街』などホラー作品もある。『特撮黄金時代 円谷英二を継ぐもの』などのベストセラー作家として研究、文化評論でも幅広く活躍中。

アレクサンドル・バルトロ
撮影監督
テレビや映画撮影など、経験豊富な監督。最近の代表作品はAmazonプライムビデオ『ベイクオフ・ジャパン』他、ハリウッド映画アクション大作の東京撮影班担当などにて活躍中。

マット・フランク
ヒロインデザイナー
は2011年からIDWのゴジラコミックのアーティストとして活躍中のマット・フランク。『Godzilla: Kingdom of Monsters』『Godzilla: History’s Greatest Monster』『Gamera: The Complete Collection (2020)』のメインアーティストなど、多数の作品を手がける。また、トランスフォーマーのアーティスト。 円谷プロダクションと共同で、現在、Spooky Pinball合同会社のためウルトラマンのピンボールマシーンなど、ウルトラマンのフランチャイズ展開の仕事も手がけている。

井口 昭彦
怪獣ピタゴドンのデザイナー
円谷プロ『マイティジャック』のアートディレクターを皮切りに、ウルトラシリーズや東宝『ゴジラ対メカゴジラ』『メカゴジラの逆襲』など、数々の作品の乗り物や怪獣のデザインを手がけるアーティスト。 (Akihiko、昭彦・亜㐂比古)でも活躍していた。

Mad Dog Jones
東京2076ビジュアルデザイン
本名ミーシャ・ダウバックは、カナダのオンタリオ州サンダーベイ出身のマルチアーティストです。Crash + Burnシリーズ、Replicatorシリーズ、アート・バーゼルでの展示、Mercedes F1 Teamの車アート、北京のUCCA Center for Contemporary Artで開催された世界初となる大規模なNFTアート展ではヘッドライナーとして成功するなど、一躍有名になったMDJ。

株式会社マーブリング・ファインアーツ
特撮の美術・キャラクター製作
ミニチュアを使用した特撮模型など、映像用美術製作に40年以上携わってきた東京を拠点とする企業。 日本の映画業界におけるミニチュア模型を使用した特殊撮影では90%以上のビジネスシェアを誇るほか、中国の巨大ヒーロー番組でもミニチュア模型を製作するなど、国外でも活躍中。 ロサンゼルスで開催される全米映像効果協会(Visual Effects Sociery)主催のVESアワードではモデル・ミニチュア賞(映画部門)にノミネートされた実績を誇る。

トッド・シルバースティン
プロデューサー、脚本
は、エミー賞受賞の大ヒットシリーズ『シリコンバレー』のコンサルティング・プロデューサーを務めた。また、ニューヨーク・タイムズのベストセラー本の編集、詩人としても活躍している。

ジョーダン・A. Y.・スミス
プロデューサー、ライター
BBCラジオのプロデュースと執筆、詩人『Syzygy』、文学翻訳家、詩とテクノロジーのコレクティヴのCōemの共同設立者、キュレーター (DIESEL ART GALLERY)、文学・文化研究者と教授としてUCLA 、早稲田大学、上智大学、城西国際大学などで教鞭をとる。

ダリン・ダリンジャー
作曲、サウンドデザイン
オーディオ・クリエーターとして、デス・ロウ・レコードの携帯電話の着信音から、伝説のトーマス・ドルビーのツアーのオーディオ担当など、幅広くサウンドを作る仕事に携わってくる。最近では、詩とテクノロジーのコレクティヴのCōemとのコラボレーション、BBCラジオ、音楽アルバムなどを制作。

菊地雄一
助監督
巨大ヒーローや怪獣の撮影の大ベテラン。『ゴジラ×メカゴジラ』の特殊技術監督としてデビュー、数々のウルトラマンシリーズ大ヒット作など、特撮、アニメ、テレビシリーズを手がけたプロ。

小池達郎
アクション監督
『ラスト サムライ』『ビバリーヒルズ・ニンジャ』のスタントマン、TVシリーズ『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』に多数出演するなど、日本そしてハリウッドでスタントコーディネーターやアクション演出の分野で重要な役割を担っている。現在、アルファスタントの代表取締役を務める。

村石義徳
操演
特撮の有限会社亀甲船の社長。『ガメラ』『モスラ』『デスノート』など、数々の特撮番組や映画で、爆発する建物や迫力ある怪獣を生み出した。現在、特殊効果・操演の専門会社の亀甲船の責任者を務めている。